今日は防水工事についてご紹介いたします。

ご紹介する防水工事とは・・・FRP防水です！！

FRPとは…繊維強化プラスチックの略で、プラスチックは軽量で、加工が容易であるが、弾性率が低く、構造用材料としては適していません。そこで、ガラス繊維のように弾性率の高い材料と複合材料とすれば、軽量で強度の高い、つまり比強度の大きな材料として用いることができるという考えで、安価・軽量で耐久性がよく、成型、穴あけ等の加工も比較的容易なことから、小型船舶の船体や、自動車・鉄道車両の内外装、ユニットバスや浄化槽などの住宅設備機器で大きな地位を占めている。

利点

• 金属材料よりも比強度が大きく、軽量化が可能
• 耐薬品性があり、腐食しにくい
• 保温性がよい
• 重量増が問題でなければ補修できる

欠点

• 経年劣化により取り付けボルト穴などから細かいクラックが入りやすいうえに外部検査では判別しにくく、修理も全体を交換しない限り継ぎ当てしか行えない。
• 素材の分離が困難であるため、一般にリサイクルや廃棄処分が難しい。廃棄まで含めたライフサイクルコストを考えた場合、製造・購入時の想定以上に高価な素材となる可能性があり、廃棄コストを嫌って放置される船舶のような環境負荷要因となることもある。裁断して焼却処分されることも多いがプラスチックの焼却に適した高温炉が常に用いられるとは限らず、減圧下或いは不活性ガス中で樹脂を加熱分解する方法が考えられる。また繊維として麻などの植物繊維を使用する事も検討されている。
• 金属系の素材と比較して強い衝撃を受けた場合、繊維が樹脂から剥離する為、耐衝撃性に劣る。

そしてそんな防水が使われているのが、今新築中のI様邸なんです!!

最初はFRPを張り付けていきます

こんなかんじです。

そして樹脂をぬり乾かします。

乾いたら水を通さない防水工事の完了となります。

この防水は物にもよりますが耐久年数が、10年から15年もつそうです

気になった方はお気軽にお聞きください！