私は子どものころから職人である祖父、建築全体を統括する父の背中を見て育ちました。
お客様の建築中のお家に何度も私を連れて歩き、「将来は健太郎がこの会社を引き継いでいくんだ」と話す父の言葉と情景は今でもはっきり覚えております。
月日が流れ進路を考える時期となり、父に言われた言葉が浮かび、建築の道に進むきっかけとなりました。

私はハウスメーカーで働いた後に現在の仕事に就いております。
ハウスメーカーの仕事で建築の基礎を学びましたが、どこかマニュアル的で機械的な仕事が多く、現場の職人さんが疲弊している環境でした。
子どもの頃に見た温かいお客様の笑顔と職人さんのハツラツとした顔がまったく見受けられず、作業として行っているのを見て「 本当にこれが家づくりなのか？ 」と大きなギャップを覚えました。

ハウスメーカーを退職し、杉建で現在までたくさんの家づくりに携わり、お客様の暮らしを創ってきたなかで想うことは、
“お客様一人ひとりの想いを大切に、カタチにしていきたい”
“一生に残る「最高の想い出づくり」を、私たちの家づくりで実現したい”
“いつまでも愛着がもてる大切なわが家で、笑顔の絶えない家庭を築いていただきたい” ということです。
私自身、代表になった今も直接お客様と対話し、図面を描き、現場に顔を出し、現場管理までさせていただいているのは、100 年前から祖父、父がずっと大切にしてきた“ 家づくりへの想い ” があるからです。
“ 家を一邸一邸、丁寧につくり上げていく ” “ お引き渡し後のアフターフォローまで、快適な暮らしをサポートする ” そんな志が今に引き継ぎがれ、仲間の皆、職人が共有しています。

私たちとお客様、職人の一同が想いを共感・共有し、お客様と楽しい家づくり、暮らしづくりをしていきたいと思っております。