皆さんこんにちは!現場監督の石河です。最近家を出る時に車の温度計を見ると、『0度』!!とびっくりして、『もう冬だなぁ』と思っています。
そんな中もう少しで大晦日・正月がきます。そろそろ家の掃除とかされる方が、おられるのではないでしょうか?
実は正月や大晦日に関する知識を調べてきましたので、今日はこれをご紹介したいと思います。
年越しそばを、大晦日食べると思いますが、食べる意味をご存知でしょうか?
これは、そばが細く長いので延命長寿を祈願する意味や、旧年の災厄を切り捨てる、金運を良くするといった縁起を担ぐ食べ物です。これは、年を越してからは食べてはいけません。なぜなら、旧年の災厄を切り捨てるという願いで食べているのに、年を越してしまったら新しい年にも持ち込んでしまうと考えられているからです。
まぁ気にしない方はいいんですが、せっかく食べるなら縁起を担ぎたいですね。
実は縁起という意味では、餅つきにもありまして、『29日』など日にちに『9』がない日につくと良いそうなんです。なぜなら『9』のつく日につくと苦(9)持ち(餅)と考えられるそうで、また31日は一夜餅として避けられているそうです。
しかし人によっては『9』を突いて突いて突き倒すと考えられている方もおられるそうなので、考え方一つですが、少しでも良い方向で餅つきを突きたいと思います。
お餅といえば、お年玉との関係をご存知ですか?お年玉はもともと『神様が、お供えされた餅を再び人々に分け返してくれる』という意味で、今みたいに大人が子供に金銭を渡すという意味ではなかったそうで、時代の流れでそういう風に変化したそうです。
そもそもお供えする鏡餅は、年神様の依り代とされ、家にいらした年神様の御魂がそこに宿るとされていたそうです。
その鏡餅を供えるのは一般的に、床の間もしくは、神棚や仏壇に供えるのですが、そもそも床の間の『床』とは少し高い場所を指す言葉だそうで、仏壇の形式が変化したもしくは殿様が座る一段高い場所であった『上段』が変化したとか諸説あります。イメージとして花瓶や掛け軸が飾ってありますが、マナーといして床の間がある和室で座る時の上座は、床の間の方でそれは昔にあった身分が高い人が座るという風習からきてまして、それは権威を演出する意味合いもあったそうです。
今度もし新築を建てる予定の方がおられたら、床の間について思い出していただけたら幸いです。